いろいろな所に相談したけれど納得がいかなくて、家の図面を持って私の事務所に相談に来られる方もいます。ユーワホームではリフォームの設計の際には必ずお客様の自宅で時間をかけて話を聞きます。そして一緒にプランを考えてもらうようにしています。その家のいいところ、不便なところ改善したいところをヒアリングしながら、思い描く理想の暮らしを一緒に考えます。そうやって家と住み手を充分に理解しつなげることがリフォーム成功のカギになります。よいリフォームは大げさではなく人生を変える力を持っています。
ぜひあなたの「人生を変える収納リフォーム」を成功させましょう。
リフォームをしたい理由に「この散らかった部屋を片付けたいから」。「リフォームをして部屋が綺麗になれば気を付けて必ず毎日片付けます!」よくこの言葉を耳にします。なかなか片づかない家に住んでいる方は、「物が捨てられないこと」や「片付けが苦手なこと」が散らかる原因だと思っています。性格や能力の問題で散らかってしまう。家が経年により傷んできたから片づける気になれない。とあきらめたりしがちです。
でもキッチンが新しくなってもインテリアをおしゃれにしても、結局いずれ散らかってしまっています。それは散らかる原因は人や環境のせいではないからです。本当は収納スペースの形や広さに問題があったりします。収納の場所が動線に合っていないなど、家のつくりによることが多いのです。
収納にはセオリーがあります。理解して取り組めば必ず片づく家になります。生活は快適になり、家事も効率よくこなせるようになります。そして何より家で過ごす時間を幸せに感じられるようになるはずです。
ある方はこんなふうにおっしゃいました。「以前は家にいるのが嫌で、よく外出する用事をつくっていました。でも今は家にいることがいちばん楽しみ」「こんなに快適になるのなら、もっと早くリフォームすればよかった」。それを聞いてこんなふうに思う人もいるかもしれません。「でもそれは最初のころだけで、住んでいるうちにだんだんまた散らかってくるのでは?」
実は動線の合った場所に、持ち物の量に合ったスペースをつくれば“リバウンド”することはほぼありません。とはいえ建て替えやリフォームは誰にでも簡単にできることではありません。今の家のままでも収納を増やしたり、動線に合った収納を考えて暮らしを快適にしていくことは可能です。ユーワホームではそんな方法もたくさんご紹介させていただいております。
収納場所と行動をセットにして考える。これが収納のルールです。
「これどこかにしまえないかな?」とりあえずここにしまっておこう・・・。そんな経験はありませんか?収納は「使う場所の近くに物がある」ことが大切です。使う場所から遠いと片付けるのに面倒なのでストレスになります。物が出しっぱなしになりやすくなります。家事の効率も落ちる原因になります。
収納を動線とセットで考えることでムダな動きが減らせます。物が出しっぱなしになったり迷子になったり、忘れ物をすることも少なくなります。
「この空間がもったいないから何かに使おう」という考え方から「物を使う場所のそばに指定席をつくろう」という考え方にチェンジしてみてください。
収納スペースを増やすいちばん簡単な方法は空間の活用です。限られた面積のなかでも、棚を増やすことでスペースを生み出すという方法です。ほとんどの人が収納スペースの中に“もったいない空間”をつくってしまっています。収納する物の高さに合わせて棚板の高さを調整します。すき間なく収納するだけで空間の稼働率は大幅にアップします。「高密度収納」こそ狭い家を広く使うためのコツなのです。
「この部屋で何をしたいですか?」住宅のプランニングのとき私が必ずする質問です。何をやりたいかによって収納スペースのつくり方も変わってきます。たとえばリビングは通常「家族がくつろぐための場所」です。でも「お客様のおもてなしをする場所」をメインに考える人もいらっしゃいます。
ダイニングでは食事をする以外にも様々なことをしたい人もいます。お友達を呼んでお茶を飲みたい人。子供の勉強をみたり手紙を書きたい人。パソコンを使ったり新聞や雑誌を読みたい人も。
各々の家庭によって重視したいポイントは違います。ぜひそれぞれの部屋の目的を考えてみてください。住まいについて考えることは自分や家族の暮らしを大切にすることにつながります。
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