全国民が海外移住する日は近い。
今世間を賑わせているメタバースやNFTやVR(仮想現実)、AR(拡張現実)などよく耳にするようになってきた。いわゆるWeb3.0のことである。Web3.0とはWeb2.0であるSNSや検索エンジンやeコマースなどの次に出てきた「ディーセントラライズド」(非中央集権型)のことである。つまり仮想通貨や暗号資産NFT、先程のメタバースなどの総称である。
話は変わりますが当社はDXとしてはMicrosoftクラウドシステムを導入しています。クラウドというのは非常に便利なシステムで世界のどこにいてもネット環境さえあれば登録しているネットワーク中のどのPCやデバイスにもアクセス可能です。例えばシンガポールにいても会社の会議にリモートで出席できます。先程のVR(仮想現実)で異なる場所にいる参加者がひとつの会議室に集まったような感覚を再現できます。
現在日本では主流であるファックスも世界のどこにいてもネットさえつながれば、その手の中のiPhoneに届きます(笑)。もちろんメールも。これがグローバルスタンダードです。DXでありニューノーマルです。(まあ出来ている会社は以前からやっていますが。。)
また教育の現場でも活躍しています。インターネットと通信制高校の制度を活用した高卒資格が取得できるN校や、昨今は文科省もこの通信ネットワークシステムに大変注力しています。もしご興味のある方は「GIGAスクール構想」で検索してみて下さい。
さてタイトルを回収しますが、先日前澤友作さんが宇宙に行きました。それもあり今宇宙が大変盛り上がっています。イーロンマスクにジェフベゾス、日本だと堀江貴文さんなど著名な経営者が皆宇宙を目指していることは大変HOTな話題です。なぜ彼らは宇宙を目指すのかはここではさて置き、現在宇宙に打ち上げられている人工衛星の数は12,000機を超えています。最終的には恐らく打ち上げ総数は100,000機は超えると感じています。これらの人工衛星群を星座(コンステレーション)になぞえて衛星コンステレーションといいます。
なぜ人工衛星の話をしたかというと、この群である人工衛星の集まりが地球全体を網羅し全地球的な交信を可能にします。つまり地上の何処にいても電波がほぼ届くということです。地上に建設している携帯電波のアンテはレガシーになるかも知れません。アメリカやアジアの各国と繋いでいる海底ケーブルも不要となるかも知れません。
そして例えばこの宇宙空間に打ち上げた人工衛星アンテナとのコミニュケーションにマイクロ波を使ったとします。マイクロ波を人口衛星に載っているHAIでデータを解析すれば建物の中にいても個人を特定することが可能です。要するに世界のどこにいても宇宙から対象物の個別認識ができるということです。カメラの解像度が高くなくてもマイクロ波でデータを取りAIで解析すれば地球上に住む77億人を全てリアルタイムに個別認識することが可能になります。映画のような話ですがこれは今の科学技術でほぼ実現可能な話です。
こんな時代が来れば人を探す手間もなくなります。スマホに知りたい人物の名前を入力すれば何処にいるか一瞬で宇宙からAIが探して情報をスマートホンに送信して来てくれます。AIは姿勢や歩き方だけで個人を特定することができるからです。逃げたペットの犬もすぐに見つかります。また対象の人がスマートウォッチを装着していれば今何処で何をしているか、例えばどんな運動をしているとかまたは寝ていたりどこのショップでショッピングしているとか全て一瞬でスマートホンが教えてくれます。
もっと情報処理能能力が上がれば例えば家を建築する材料となる木の成長具合を個別ごとにAIがモニタリング処理することも可能です。日本の私の会社の事務所の机上で世界中の国の地域地区の木の生育をスマートホンで把握することができます。「来年そろそろこの辺りの木は伐採されて市場に流通しそうだな」とか「この種類の木が世界ベースで2年後には不足しそうだから今のうちに代替品の対策が必要だな」など、現状起こっているようなウッドショックや国家間での木材の取り合いや買い占め問題もなくなります。また、南国のある地域の人気の果物も人工衛星で生育をモニタリングしたデータをAIで解析し、収穫時期を予測して通知してくれたりします。誤解をおそれずに言えば、争いも戦争もなくなるかもしれません。なぜなら逃げたり隠れたりできなくなるからです。
そうなると領土は存在しますが国家としての認識が薄れてきて、日本と外国の区別の必要性がなくなってきます。要するに地球上何処にいても「日本」にいる感覚であって、換言すれば日本にいても「海外」にいる感覚であるということです。これが「全国民が海外移住する日は近い。」というタイトルのネタばらしです。
話が大変長くなり申し訳ございませんでしたが、最後まで私の勝手な想像にお付き合いいただきありがとうございました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
ではまた♪
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